「Googleアドセンスの審査に出す前に必要項目をチェックしておきたい」
そう考える方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではアドセンス審査を通過するために必要な項目について解説します。
【重要】アドセンス審査の対策方針
細かい設定を解説する前にアドセンス審査の大きな対策方針をお伝えします。
まずアドセンス審査に限らずビジネスには基本的に絶対はなく、完璧な対策をしても3割程は運要素が入ってしまうことを理解しておきましょう。
ですので、アドセンス審査に落ちてしまった場合も落ち込む必要はありません。
構成を修正して、アクセスをさらに伸ばして再審査に出すだけです。稀ではありますが3~5回出しても合格しない場合は他社広告で収益化していきましょう!
こういった前提を踏まえた上でアドセンス審査の大きな対策方針は以下となります。
- アフィリエイト感を強く押し出さないこと
- 雑記ブログでも特化ブログのような切り口を作る
設定項目の確認の前に対策方針をお伝えしていきます。
アフィリエイト感を強く押し出さないこと
審査の段階ではアフィリエイト感の強いワードを使わないようにしましょう。
これはアフィリエイトがダメなのではなく『あくまでも記事が主役であり広告やアフィリエイトは添えるだけのもの』と考えると良いです。
テレビCMはダメじゃないけど、あまりにもCMが多いと視聴者の満足度が下がるのと同じですね。
経験則としてはタイトルやプロフィール、カテゴリで「芸能」「トレンド」「ニュース情報」というワードを使うと審査に落ちやすくなります。
雑記ブログでも特化ブログのような切り口を作る
じゃあどうすべきか?というとプロフィールやカテゴリ、トップページで「韓国アイドル」「野球選手」など分かりやすい切り口を作ると良いです。
ただ、特化ブログを運営する訳ではないので記事自体は雑記ブログ的に書いて大丈夫です!
あくまでも3~5記事程切り口にしたジャンルの記事を用意してTOPページに設置するだけです。それでも印象が大分変わります。
TOPページの作り方は20記事を書いたタイミングで以下のブログ開設マニュアルの「合格率を上げるトップページ作成方法」をご参照ください。
アドセンス審査の前にチェックするポイント
ここから本題のアドセンス審査の前にチェックする7つのポイントを紹介します。
- URLをhttpsへ変更
- 審査に必要なページを設置する
- メニュー画面を設置する
- サイドバーを設置する
- ブログの名前をメディアらしくする
- プロフィールを載せる
- 投稿の設定を変更する
ここからは具体的に何を確認すれば良いのかを順番に解説していきます。
ただ、テーマによってどうしても操作方法が異なる場合があります。その際は「SWELL(テーマ名) サイドバー 設定方法」などで検索して、補足情報を調べながら進めていきましょう。
①URLをhttpsに変更する
WordPressは初期状態ではhttpになっているのでhttpsに変更します。
なぜならhttpのままだとセキュリティが弱いサイトと認識されてSEOに悪影響が出てしまう可能性があるからです。
これだけで審査に落ちることは恐らくないですが、後回しにすると面倒なので最初の内に設定しておきましょう。
設定は以下の3ステップで完了します
- サーバーでの無料SSLの導入
- WordPressのURL変更
- http → httpsのリダイレクト設定
まずエックスサーバーを使用している方は公式マニュアルを参考に無料SSLを導入します。
次はWordPress管理画面でサイトURLをhttpsを含めたものに変更します。
下の画像のWordPressアドレスとサイトアドレスの部分です。
最後に「http://〜」にアクセスしたら「https://〜」に自動でリダイレクトする設定を入れます。
リダイレクトするための常時SSL設定については公式マニュアルをご確認ください。
②審査に必須のページを設置する
Googleアドセンス審査に必要な以下の固定ページを設置します。
・プロフィール
・プライバシーポリシー
・サイトマップ(HTML)
・お問い合わせフォーム
固定ページは作っただけではユーザーがアクセスできないので、サイドバーやメニュー(サイト上部)に表示させる必要があります。
また、アドセンス審査の過去事例を見ると上記4つを「メニュー」「フッター」「サイドバー」の全てに設置した方が合格率が高くなりました。
「1つあれば十分なのでは…?」とも思いますが、恐らくアドセンス審査では杓子定規的な側面もあるのでしょう。
ただ、審査合格後はサイドバーとフッターだけ残して目立つメニュー部分は消してしまっても大丈夫です!
お問い合わせフォームの設置
お問い合わせフォームの作り方と設置方法はこちらの記事を参考にしてください。
また、設置できたらお問い合わせフォームから送信テストをしてみてお知らせメールが届くか確認しましょう。
自分にメールが届かず「広告の掲載依頼や記事の削除依頼に気づかなかった」とならないように送信テストは必ずやっておきましょう。
プライバシーポリシーの設置
審査用のプライバシーポリシーの内容や設置方法は以下記事を参考にしてください。
プライバシーポリシーの文章はそのまま真似するだけでOKです!
※サイドバーに固定ページを設置する方法も解説しています。
③メニュー画面を設置する
上の解説と一部重複しますが、下記画像の赤枠部分のようにブログトップに「メニュー」を設置しましょう
設置項目は先程の4項目+HOMEの5項目です。
- HOME
- プロフィール
- プライバシーポリシー
- サイトマップ(HTML)
- お問い合わせフォーム
設置は「外観 > メニュー」から行うことができます。
下の画像のように「追加したいページをチェック > メニューに追加」します。
「メニュー構造 > メニュー名を入力」してメニューの位置にチェックを入れます。
最後に「メニューを保存」をクリックするとトップページに表示されるようになります。
フッターも同じように設置する
フッターにも同じ項目を設置しましょう。
サイト構成の添削をする中でフッターの設定ができていないケースが多かったので、忘れずに対策をしておきましょう。
SWELLの公式サイトでフッターの設定方法を解説しているので、ご確認の上で以下5項目を設置してみてください。
- HOME(TOPページのURLを設定する)
- プロフィール
- プライバシーポリシー
- サイトマップ(HTML)
- お問い合わせフォーム
④サイドバーを設置する
サイドバーには以下項目を設置しましょう。
- 検索窓
- 人気記事
- プロフィール
- カテゴリー
- 固定ページ(4項目)
コンサルさせて頂いた受講生の方も含めてアドセンス審査は何十回も経験していますが、上記のサイドバー構成で合格しています。
逆にそれ以外の項目である「最近のコメント」などは削除しましょう。
サイドバーの設定は「外観 > ウィジェット」からできます。
詳しい設定方法は以下記事の見出し「プライバシーポリシーの設置方法」をご覧ください。
WordPressのテーマによっては人気記事やプロフィールがすでにウィジェットに入っていることも多いのでそれらを使いましょう。
⑤ブログの名前をメディアらしくする
ブログの名前はアドセンス審査には基本的に関係ありませんが、個人の日記のようなブログ名だとユーザーが見た時に信頼性が下がってしまいます。
例えば「〇〇日記」や「ブログ名が運営者の名前」などはなるべく避けた方が良いです。
また、「トレンドNEWS」みたいなアフィリエイト感の強い名前もNGです!
そういった名前以外なら何でも良いです。
ただ、もし悩んだら好きな横文字を2つ組み合わせて『Blue Journey』みたいなWEBメディアらしい名前にするのがオススメです。
⑥プロフィールを載せる
プロフィールを固定ページで作りましょう。
アドセンス審査では「運営者がどんな人なのか?」を確認されることがあります。
個人情報を載せる必要はないので、
- どんな人が運営しているか
- 何について書いていくのか(切り口)
- 人型のアイコンを設定(フリー素材可)
これらを500〜1000文字ほど書いておきましょう。特に切り口が大事です!
例えば、「テレビが好きでニュース情報を分かりやすく解説します」だと具体性が薄く落ちやすくなります。
WEBビジネスをやる上で大事な考え方として
抽象度の高い情報はWikipediaやAIで十分。
具体性が高く、横ではなく”縦”に深堀りされた情報にこそ価値がある。
この考え方をぜひインストールされてくださいね。
例えば、「韓国アイドルのオーディション番組を観るのが好きで、特にメンバーの生い立ちや経歴について書いていきます」としたら切り口が具体的ですよね?
プロフだけではなく全体的にこのイメージでサイトを作っていきましょう。
ただし、実際に書いていく記事は雑記的な選定で大丈夫です!あくまで審査のための見せ方対策です。
⑦投稿の設定を変更する
投稿内容や記事クオリティ以外にも気をつけなければいけない点がいくつかあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
パーマリンクをタイトルに沿った英字に変更する
パーマリンクは日本語のままだとSNSで拡散する際にURLが長くなってしまいスパムリンクのように見えてしまいます。
SEOでも不利になる可能性があるので英字に変更しましょう。
※ パーマリンクは画像の赤枠部分です。
「編集」をクリックしてURLの日本語部分をタイトルに沿った英字に変更します。
注意点としては記事公開後にパーマリンクを変更すると記事の評価がリセットされてしまうため、既に公開している記事は変更しないようにしましょう。
記事の内容にあったカテゴリーに分類する
記事を書いたら関連したカテゴリを新規で作り、振り分けるようにしましょう。
アドセンス審査まではカテゴリ数は多くても3つまでにしましょう。
減点されるのがイヤなので「話題」と1つ作るだけでも良いです。
アニメや芸能というカテゴリは審査前は作らない方が良いです。
仮に3つカテゴリを作るとしても「話題」「SNS」「スポーツ」など無難なものが良いです。
また、デフォルトでは未分類に入っていますがチェックを外しておきましょう。
キーワードを設定する
下の画像のように記事を書いた際は狙った「検索キーワード」を入力します。
キーワードは半角カンマ区切りで3つまでにしましょう。
テーマによってはデフォルトで記事編集画面の下部にキーワード設定の表示があります。(上記はJINのキーワード設定です)
もし使っているテーマにキーワード設定がない場合は「SEO SIMPLE PACK」などのプラグインを導入して設定することができます。
まとめ
今回はアドセンス審査の前にチェックしておきたい7つのポイントをご紹介しました。
- URLをhttpsへ変更
- 審査に必要なページを設置する
- メニュー画面を設置する
- サイドバーを設置する
- ブログの名前をメディアらしくする
- プロフィールを載せる
- 投稿の設定を変更する
上記で紹介した7項目は審査前に必ず確認しておきましょう。
これらの設定が完璧にできていて審査に落ちた場合は単純に1日のアクセス数が足りなかった可能性が高いので、またアクセス数が増えた段階で再申請してみましょう。
僕は現在、ブログ運営をきっかけに独立してPC1台で自由に働いています。でも、それまでは世間の常識通り少しでも良い会社に入って安定を目指す人生でした。
でも、いつしか「働く時間も収入も全て決められた人生」に報われなさを感じるようになっていきました。この生活は本当に幸せなのだろうか、と。
そんな人生を変えるために独立し、今はブログで得たWEB集客やマーケティングの知識を活かして個人でコンサルとして仕事をしています。
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