【日々の生活】
- 朝は運動がてらクロスバイクで近くのカフェに行き、好きな音楽を聞きながら仕事を始める。
- 夕方までに大事な仕事は終わらせて、そこからはビジネス書や動画でインプットの時間に。
- 週2回はジム&サウナに通う。
- 夜は友人とZoomしながら飲んだり、夜更ししてNetflixの新作をチェックしたり。
人生を変えるためにブログを始めたことがきっかけで、今は自分の本当に好きな仕事、ライフスタイルを選択できるようになりました。
でも、数年前までは
『自分で稼ぐ力がないと人生の選択肢は限られている』
という逃げようのない現実にもがきながら生きていました。
そんな自分がどうやって人生を変えてきたのかを自己紹介もかねて簡単にお話させていただきますね。
自身の無力さを実感した学生時代
「良い学校、良い会社に入れば豊かな人生が歩める。」
学生時代の僕はそんな世間常識を信じた安定志向な人間でした。
今なら「確かに大事だけどそれだけじゃ絶対に足りない…!」と自信を持って言い切れますが、当時は他の選択肢を知らなかったので、、
“勉強しなきゃ幸せになれないんだ”という強迫観念のもと塾に通い、運も味方して何とか進学校と呼ばれる中高一貫校に入学することができました。
一見すると順風満帆な様でしたが、安定のためだけに頑張っていた自分は「将来の夢」のような明確な目標を持っておらず。
高校に入学するときには軽く落ちこぼれていて、勉強は試験をぎりぎりパスする程度にしかしていませんでした。
『このまま何となくやり過ごしたまま、大学受験を迎えて良いのだろうか』
そんなことを考え始めた高校2年生の時、自分の価値観を大きく変える出来事が起こります。父が経営者を務める親族経営の会社が不況の煽りを受け、一気に業績が悪くなったのです。
・・・今でこそ自分の価値観が芽生えた良い経験だったと振り返ることができます。
でも、当時は家の中ですら会社の暗い話ばかり。
常に重たい空気が流れていて、気の休まる場所はありませんでした。
それに、僕は大学受験を控えた時期だったので
「なんで自分だけこんな最悪な状況で受験しなきゃいけないんだろ」とか
「予備校に行ったら親の負担が増えるだろうか…?」など、
予備校のパンフレットを見ながらそんなことばかりを考え、将来への不安に只々エネルギーを消耗する日々でした。
本当にこの時は人生で一番辛い時期を過ごしました。
でも、高校生でバイトすら禁止だった僕には何もできることが無く、
『自分のことはもちろん、困っている家族の力になることすらできない…』
そんな自身の無力さがもどかしく、非常に悔しい思いをしました。
高校時代の僕は何かしら理由をつけて勉強から逃げていましたがこの出来事をきっかけに、
- こんな環境変化に負けたくない。
将来は絶対に自分の力で稼げるようになる。 - そして、できることなら大切な人を助けてあげられる人間になりたい。
と思うようになったのです。
もちろん、当時は高校生だったので目標を達成するために何をすれば良いのかなんて分かりません。
でも、確かに自分の心に火が灯った瞬間でした。
そして、まずは目の前の大学受験を全力で頑張ろうと思い、1年間浪人はしてしまいましたが、慶應義塾大学に合格することができました。
大学入学後、人生の迷子に突入。
『良い大学に入れば人生が好転するはず』
当時はそう思い込むことで、大学受験も何とか乗り切ることができました。
でも、現実はそう甘くはありません。大学入学後、すぐに実感しました。
お金がなければ人生の選択肢は限られているということに。
別に贅沢な生活がしたかったわけではないんです。
・海外旅行に行く
・友人と好きなときに飲みに行く
・大学院に進学する
そんな周りの友人と同じような事をしたいと思ったときに、どうしても経済的な理由で選択肢が狭まってしまうのです。
もちろん、お金を稼ぐためにアルバイトはしていました。
しかし、単位を落とさない程度に授業や実験をこなしつつ、アルバイトで稼ぐのには限界がありました。
実際、1ヶ月で稼いだ最高額は思ったよりも少なく「9万7000円」でした。(あと少しで10万円に到達できたのに…!とすごく記憶に残ってました。)
このままバイトしていても人生が好転するどころか自分が生活するのでやっとだし、そもそもバイトのために授業を休むことも多々あったので、
次第に「この生活は本当に意味があるのだろうか?」と思い始めるように。
それに、大学生中盤にもなると友人達が留学に行ったり、起業したりと自身の夢に向かって着実に歩みだし、そんな姿が只々眩しくて羨ましかった。
特に、起業については “自分の力でお金を稼ぐ手段” としてすごく興味があり、起業している友人に話を聞いたりネットで調べたりしてみました。
しかし、起業には高度なプログラミングスキルやサービスをリリースするための資金調達が必要だったりと、当時の自分にはどう考えてもハードルが高すぎました…。
入学前にあんなに大層な目標を掲げたにもかかわらず、それを実行できていない自分が本当に悔しかった。
でも、それくらい起業することは難しいと思っていたし、そもそも何から始めていいのかすら分からなかったのです。
『自分はまだまだ努力が足りないのだろうか?』
『大学院にも行ってみたかったけど諦めて就職しようかな。』
そんな不安に押しつぶされそうだったある日、僕は人生の転機を迎えました。
『ブログ』と出会い、図書館で起業する
人生の迷子から抜け出すきっかけは、大学の授業終わりに何気ない雑談の中で友人がブログを運営しているのを知ったことでした。
しかも、その友人はブログだけで月10万円以上稼いでるらしい。
必死にバイトをしても月10万円に届かなかったのに、それがブログで稼げてしまうの!?と疑問に思いつつも、貪るように質問してブログ収益化の仕組みや全体像を教えてもらいました。
内容は「ブログにアクセスを集めて、広告で収益化する」というシンプルなものですぐに理解できました。
また、当時流行り始めていたDeNAの『Mery』やニュースメディアの『グノシー』も規模は違えど同じ仕組みだよ、と友人に教えてもらい妙に納得感があったのです。
何より既にブログで成果を出している人に出会えたこともあり、話を聞けば聞くほどめちゃくちゃ現実的な選択肢に思えてきました。
『今の自分にはこれしかない』
と、やっと探し求めていた答えにたどり着けた気がして、その日は自分でも深夜まで熱中してブログついて調べてみました。
そして、世の中には個人でもたった1つのブログで起業して成功している人たちがたくさんいることを知りました。しかも、多くの人が半年〜2年くらいで大きな成果を出しているらしい…!
僕はそんな世界があると知った時、挑戦しようと決意するまでに時間を要しませんでした。
ブログ起業はシンプルに個人の努力で成功が掴み取れる世界だし、何より他の人にできるなら自分にもできると思ったのです。
“自分の力で稼げるようになりたい” とずっと悩んでいた僕にとってブログは一縷の望みでした。
そこからはもう一心不乱にブログ運営に取り組みました。
家よりも大学の図書館の方が集中できたので、講義の合間やバイトの無い日は図書館に籠もり、ひたすら記事を更新しました。
学生とは言え、まだ成果が出ていない段階でバイトを辞めることはできなかったので、まずは複数のバイトと掛け持ちでブログを始めました。
・どうやったらブログに効率的にアクセスを集められるのか?
・ユーザーはどんなコンテンツを求めているのか?
など、試行錯誤しながらブログ運営に没頭しました。
最初は人に習っていなかったこともあり正直失敗することも多かったですし、なかなか成果が出ない不安もありました。
でも、不思議と辛いと感じたことはなかったんです。
むしろ、やっと見つけたチャンスを追いかける時間は充実感で一杯でした。
それに成果が出るまでは絶対に辞めないと心に決めていたので、迷いなく作業に没頭することができました。
人生は変えられるんだと実感する
そんな覚悟で取り組んでいたこともあり、ブログ運営を開始して数ヶ月後には月10万円の収益、さらに1年後にはブログのアクセスが月間100万PVを超え、月40万円の収益を得られるようになりました。
また、その実績が評価されブログを235万円で売却することもできました。
そんなこんなで大学4年生の時には研究室に行きながらも、会社員のお給料を超える金額を稼げるようになっていました。
また、成果を出すまでに30サイト以上制作して検証するなど、圧倒的な時間を費やしたおかげでWeb集客についてはかなりの知識を得ることができました。
そこで、自分でブログを運営しつつもWebコンサルとしてWeb集客やブログ収益化を教えるというビジネスもスタートしました。
実際に、就活が終わった友人にブログ運営の方法を教えて、それをきっかけに今は起業して自由に仕事をしていたり、資格教材を販売する事業者の繁忙期売上を前年比予想の4倍にするなどWebコンサルとしても着実に成果を伸ばしてきました。
【主なビジネスの実績】
◯ブログ運営◯
・ブログ開設7ヶ月目で月間100万PV、月収40万円
・外注化により自分で記事更新をしなくても収益が発生する仕組みを作る
◯Webコンサル◯
・月収80万円達成(個人、法人のWebコンサル)
・コンサル生がブログ運営で月収31万
・法人のWeb集客を担当して年商500万以上の売上UP
ブログ起業のおかげで無事大学院にも進学できたり、海外旅行も卒業までに8ヶ国行くなど自分が学生時代にやりたかったことは一通り実現することができました。
ただ、それ以上に嬉しかったのは自分の力で稼げるようになったことで、今後の人生においても自分の好きなことを選択していけるんだという自信が得られたことでした。
実際、大学卒業後はITのスキルを身に付けるべくエンジニアとして働いていましたが、「会社に依存する人生にしたくない」と思ってからはすぐに独立という道を選択することができました。
(※ その頃には親族経営の会社の業績は戻っていたので、フラットな気持ちで決断ができました。)
現在は自宅に快適な仕事環境を整え、個人/法人のクライアントのコンサルをしたり、ウェブサイトの運営をしたりしています。
頑張るときは集中して一気に仕事を進め、リフレッシュしたくなったらカフェでまったり仕事をする。時にはジム&サウナで軽く汗を流したり、深夜に次の日のことを気にせずじっくりと好きな本や映画の世界に浸ります。
社会人になってからは飲み会ばかりになっていた友人関係も変わってきました。
自分でビジネスを始めたことをきっかけにWeb集客のアドバイスを求められたり、互いに目標を宣言して刺激し合ったり、時には自由な働き方を活かして遊びに行ったり。
ビジネスを通じて一緒に頑張れる仲間が増えていきました。
そんな自分にとって心地の良いリズムで仕事やライフスタイルを選択する日々を過ごせるようになったのです。
個人で稼ぐ力を身につけ、人生の選択肢を増やそう。
ビジネスを通じて逆境を乗り越えられた今、強く実感していることがあります。
それは、
・人生の大事な場面でいかに多くの選択肢を持てるかが人生の充実度に直結する
ということ。
与えられた選択肢の中で一生懸命に目の前の事を頑張る、というのはもちろん素晴らしいことです。むしろ、学校でも会社でも “そうあるべきだ” と今まで教わってきたかもしれません。
でも、だからこそ「個人で稼ぐ力を身につけ、人生の選択肢を増やそう」と言いたいし、そんな人生を送れる仲間をもっともっと増やしていきたいのです。
こんなにも環境変化が激しい現代なのに『会社で働く』という選択肢しか持っていないと、何かあったときに変化に抗うことができず、自分を押し殺して生きていくしかありません。
一度しかない人生が本当にそれで良いのでしょうか。
本当にやりたいこと、実現したいライフスタイル、大切な人との時間。
全部ゼロから理想を描き直してみても良いと思うのです。
今はPC1台で簡単に自分のビジネスを始めることができる時代です。大企業でも副業やリモートワークが推奨され、今後ますます個人に働き方が委ねられるようになってきます。
そんな時代だからこそ、
自分の力で稼ぎ、人生の選択肢を増やす。
その上でやりたいことだけ選択する。
という会社に依存しない自由な人生を目指しても良いと思うのです。
そして、このブログを立ち上げようと思ったのは、過去の自分のように逆境に直面していたり、前向きに人生を変えたいと思っているのに何をすれば良いのかわからない、という方にこんな働き方もあることを知ってもらいたかったからです。
ブログを読んでくださった方が知識やスキルだけでなく、人生にほんの少しだけ勇気を持つ。そんな、温かいブログにしていきたいと思っています。
“個人で稼ぐ力を身につけ、会社以外の選択肢を持った自分になる“
そんな人生があなたにも待っているということが伝われば嬉しい限りです。
YOTA