アドセンスブログ初心者から中級者の方が必ず1度は悩むのが“ライバルの少ない複合キーワード”の選定方法ではないでしょうか?
検索エンジンは相対評価なのでどんなに検索数の多いキーワードで良い記事を書いても、競合サイトのSEOが圧倒的強い場合、その記事は残念ながら上位表示することができません。
僕も初心者の時は3時間もかけてブログ記事を書いたのに、ライバルが強すぎてユーザーに読まれないムダな記事になってしまったことが何度もあります。
このような状況を避け、アクセスを集められるかどうかは”ライバルの少ない複合キーワード”を見つけられるかどうかにかかっています。
この記事では僕が実際に使っている、ライバルの少ない複合キーワードの選定方法をお伝えします。やり方自体はとても簡単ですが、リサーチをしていてこれを出来ている人は感覚的にはあまり多くない印象なので是非参考にしてみてください。
また、今までのYahoo!虫眼鏡キーワードを使ったリサーチ方法だけではダメな理由も解説しています。
一般的なキーワードリサーチの方法
アドセンスブログなどにおける一般的なキーワード選定方法は、Yahoo!の検索結果に出てくる虫眼鏡キーワードを狙うというものです。
例えばYahoo!で「Googleアドセンス 審査」と検索すると以下のように補助キーワードを足したものが出てきます。
これがいわゆる”虫眼鏡キーワード”です。
この虫眼鏡キーワードはユーザーの検索数が多いものを順番に表示していることや、検索時にレコメンドとして表示されるのでワンクリックでユーザーが検索しやすいことから、上位表示が出来たら大きなアクセスを集めやすいのです。
ちなみに検索結果の下部には最大で10の虫眼鏡キーワードが表示されます。下の例では5つの虫眼鏡キーワードがあることがわかります。
このように狙った虫眼鏡キーワードをタイトルに入れて記事を書くという手法が一般的なリサーチ方法となります。たしかにやり方がシンプルで、理屈もわかりやすいのでこのリサーチ方法は使いやすいと思います。実際に成果を出してきた方も多くいます。
しかし、これだけだと段々と通用しなくなって来ているのが現状です。
一般的なリサーチ方法はダメなの?
ダメではないですが既存のキーワードはライバルが多いケースがほとんどだと思います。
実践者はタイトルに左寄せでキーワードを詰め込んでいるのですぐにわかります。
このように既に多くの人に知られているリサーチ方法なので、これだけではなかなか差別化しにくいのが現状です。
特にブログ初心者の方は、最初は多少アクセスが少なくてもライバルの少ないキーワードを狙って小さなアクセス爆発を集めていった方が良いので、この手法では強豪サイトとキーワードが完全に被ってしまいます。
「虫眼鏡キーワードを狙って記事を書いているのに、全然アクセスが集まらない…」
もしあなたがそんな状況だとしたら、ここから書く高確率で複合キーワードを見つける方法を使ってみてください。
僕も初心者のころは同じ様に悩んでいましたが、このリサーチ方法で徐々にアクセスを伸ばしていくことに成功しました。
ライバルの少ない複合キーワードを見つけるリサーチ方法
このリサーチ方法ではYahoo!虫眼鏡の2語キーワード(「Googleアドセンス 審査」など)から検索エンジンに表示されない3語キーワードを見つけ出します。
このリサーチのやり方としては以下の通りです。
①Yahoo!虫眼鏡で2語キーワードを見つける
②2語キーワードを「Keyword Tool」に入れて検索する
③検索結果をYahoo!で調べてライバルの少ないキーワードを探す
それでは1つずつ説明していきますね。
① Yahoo!虫眼鏡で2語キーワードを見つける
今回はこの記事で例に出した「Googleアドセンス 審査」を使って流れを確認していきたいと思います。再掲しますが、こちらでは複合キーワードは5つしか表示されていません。
このキーワードをみんなで取り合うのは絶対に避けたいところですよね…!何度も言いますが、初心者の方はライバルの少ないところから少しずつアクセスを集めていきましょう。
② 2語キーワードを「Keyword Tool」に入れて検索する
ここで「Keyword Tool」という無料のキーワードサジェストツールを使用します。
このツールはあるキーワードの実際に検索されている関連キーワードを抽出してくれるものです。ツール名称が「Keyword Tool」というところが本当にそのままですよね。笑
このツールで「Googleアドセンス 審査」と検索してみたいと思います。
結果を確認すると25の複合キーワードを見つけることができ、
「googleアドセンス 審査期間」
「googleアドセンス 審査基準」
のようにYahoo!虫眼鏡に含まれていたキーワード以外も抽出できていることがわかります。
従来のリサーチ方法では5つの虫眼鏡キーワードしか見つけられなかったのに、このリサーチ方法では他にも20コも複合キーワードがあることがわかりました。
例えば、虫眼鏡キーワードでは「googleアドセンス 審査 長い」が含まれていましたが、Keyword Toolの結果では「googleアドセンス 審査 遅い」があったので同じような記事を書くにしても後者の方がライバルが少なそうだな、と考えることが出来ます。
このように、このリサーチ方法を使えばライバルが狙っていない複合キーワードをたくさん見つけることが出来ます…!でもまだ安心しないでください。
もうひと手間加えることでよりライバルの少ないキーワードを見つけられます。
③ Keyword Toolの結果を検索エンジンで調べてライバルの少ないキーワードを探す
最後に見つけたキーワードの中から特にライバルが少ないキーワードを抽出します。
この作業は簡単で、Keyword Toolの結果に出てきたキーワード(「googleアドセンス 審査 遅い」など)をYahoo!もしくはGoogleで検索し、タイトルに同様のキーワードが多く含まれているかどうかを確認します。
タイトルに検索したキーワードの一部だけしか含まれていないものは『狙い目キーワード』となります。ここまでキーワードをリサーチすればライバルが見つけられないキーワードにたどり着くことが出来ます。
説明自体はわりと詳細に書きましたが、実際に自分でやってみるとほんの数分でできてしまいます。こうやってひと手間を書けることで効率よくブログのアクセスを伸ばしていけますので、是非活用してみてください。
【注意点】検索ボリュームは多少落ちる
1点だけ注意点があります。今回のリサーチで見つけたキーワードは虫眼鏡キーワードのものより検索ボリュームは少なくなります。
イメージ的には虫眼鏡キーワードが仮に月間1000回程度検索されるキーワードだとすると、Keyword Toolで抽出したキーワードは月間100〜300回検索されるものという感じでしょうか。(あくまで感覚値です)
しかし、それでも最初はライバルが少ないキーワードを狙った方が良いと思います。
アクセスが集まるようになり、サイトが強くなってきたら虫眼鏡キーワードを狙う割合を増やしていくなど、サイトの強さに応じて段階的にリサーチ方法を変えていくのが良いと思います。
最初のサイト立ち上げ時期が1番大事であり、難しいところなので、ここを乗り切るためには他の方が実践していないレベルでリサーチに取り組むことをオススメします。
ブログ初心者の方がやるべきリサーチ方法や記事作成の方法はこちらの記事にまとめていますので、まだ十分にアクセスが集まっていない方はご確認することをオススメします。
まとめ
この記事ではアドセンスブログの正しいキーワード選定方法をまとめました。若干、手前味噌かもしれませんが、紹介した内容を実践してもらえれば複合キーワードが見つからないということはまず無いと思います…!
アクセスが多く、比較的強いサイトではここまでキーワードリサーチをしなくても上位表示できてしまうかもしれません。
しかし、初心者の方は基本的には後発なので戦略を持って取り組まないとなかなか成果をあげることができません。
“ブログ記事をひたすら量産する”という精神論的な姿勢も大事ですが、ビジネスとして取り組むのであればより効率的に、より再現性のある手法を確立しておくと成功への最短ルートが見えてくると思います。
是非今回の紹介したリサーチ方法を使用し、効率的にブログ運営を進めてみてください。
僕は現在、ブログ運営をきっかけに独立してPC1台で自由に働いています。でも、それまでは世間の常識通り少しでも良い会社に入って安定を目指す人生でした。
でも、いつしか「働く時間も収入も全て決められた人生」に報われなさを感じるようになっていきました。この生活は本当に幸せなのだろうか、と。
そんな人生を変えるために独立し、今はブログで得たWEB集客やマーケティングの知識を活かして個人でコンサルとして仕事をしています。
働く時間や場所を自由に選べる。そして何より仕事に充実感があり、人生を今まで以上に楽しめるようになりました。
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