キャリアと起業

仕事を辞めたいけど勇気がでない!その原因と円満に退職するためにした4つの事前準備

「今の会社は自分に合っていないから辛い。辞めたい。」
「でも退職を伝える勇気がでない」

と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

上司にどのタイミングで切り出すべきか、辞めると伝えたら批判されないだろうか?
そんなことを考えると心身ともに疲弊してしまいますよね。

僕自身も28歳で会社を退職しましたが、同じように辞めると伝える勇気がなかなか出なかった一人です。

ただ、原因を考えた上でしっかり準備をしたことで円満に退職することができました。そして、今は独立してフリーランスとして自由に働くことができています。

この記事では僕の経験から、

  • 仕事を辞めたいけど勇気がでない原因
  • 僕が円満退職するためにした4つの事前準備

をお伝えしていきます。

なかなか今の仕事を辞めれずに悩んでいる方、これから独立したいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

仕事を辞めるのはすごく勇気がいること。悩んで当然です。

仕事を辞める,勇気

人によって仕事を辞める勇気がでない理由は色々あると思います。

例えば、怖い上司がいて怒られそうとか、逆に先輩に親切にされたので申し訳なさもあり言い出しづらいなど。

ただ、そもそも仕事を辞めるのはすごく勇気がいることです。悩んで当然なので「行動できない自分はダメだ」と思う必要はありません。

それに退職についてはどんなに仲の良い人でも社内では相談しづらいですよね。

僕の場合は会社を辞めてフリーランスとして独立したいと思っていたので、社内の人はもちろん友人にも同じような感覚の人がほとんどいなかったので相談ができませんでした。

だからこそ、上司に辞めると伝えるまでは勇気と時間が必要でした。

・・ただ、今振り返ってみてもあの時辞める決断をして本当に良かったと思います。一方で、悩んで行動できなかった期間は勿体なかったという後悔も正直あります。

仕事を辞めたいけど僕が勇気が出なかった原因

今振り返ってみると、僕が仕事を辞める勇気が出なかったのにはいくつかの原因がありました。

まずはその原因を1つずつ紹介していきたいと思います。

今、仕事を辞めれずに悩んでいる方は同じような点がないかチェックしてみてください。

YOTA
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原因を知れば対処法を考えることができます。

周りからの評価や人間関係を気にしていた

仕事を辞める,勇気

なかなか辞めれずに悩んでいた頃は「自分がどうしたいか?」ではなく、周りからの評価や人間関係のことばかりを気にしていました。

例えばこんな感じです。

「入社3年目で辞めたら”甘い奴”だと思われそう」
「親切に指導してくれた上司に申し訳ない。嫌われたらイヤだな。」

会社員として働いていると上司から評価される立場にあります。だからこそ「周りから優秀だと思われたい。良いやつだと思われたい。」という考え方が抜けなかったんです。

それに会社を辞めることがドロップアウトとして見られたら嫌だ、というプライドに近い感情があったのも事実です。

ただ、周りからの評価を気にしすぎて自分の人生が幸せでなかったら全く意味がないですよね…!あなたの人生を幸せにできるのはあなただけです。

まずは周りにどう思われるかではなく「自分はどうしたいのか?」をしっかり考えることから始めましょう。そして、辞めたいと思ったのであればそれは正しい選択だと自信を持ちましょう。

会社員の安定やステータスを捨てるのが怖かった

これはかなり現実的な問題でした。

会社員でいる内は経済的な安定や社会的な信用は一定ラインで保障されています。それを一旦捨てて、独立後に自分の力で手に入れるのは正直勇気が必要でした。

特に、一度手に入れた安定した生活を手放すのはすごく怖かった。

それにアラサーにもなると大学時代の友人は結婚したり、住宅の購入を考え出す時期です。そんな中、自分は独立して安定とは真逆の方向に進んでいくという不安は間違いなくありました。

・・ただ、当時はリスクを必要以上に大きく捉えすぎていた側面もありました。

実際にフリーランスとして独立した先輩や友人の話を聞くと、2-3年で会社員時代の年収を超える人も多かったんです。

それに会社を辞めて人生が上手くいかなかったとしても、多少条件を落として再度就職するという方法もあります。

もちろんそれは避けたいですが、今の会社を辞めたから全てを失う訳ではないという事は「0か1」で考えていた僕にとっては大きな気付きでした。

意思決定を先延ばしにしていた

会社を辞めたいのであれば絶対に「期限」を決めないといけません。

これは経験談でもありますが、期限を決めないと退職を先延ばしにする言い訳がたくさん出てきます。

例えば、僕はこのような理由で意思決定を先延ばしにしてしまっていました。

「このプロジェクトが終わってから辞めよう」
「部署が変わったのでもう少し勤務してから考えよう」

もちろん、意思の強い人はこういう言い訳は出てこないかもしれません。

ただ、会社を辞める決断にはとても悩みます。そんなときに意思決定を先延ばしできる言い訳があるとどうしても誘惑に負けてしまうことがありました。

でも、決定を先延ばししても誰も得をしないという事を知っておいて欲しいんです。

まず、自分が理想の人生を手に入れるのが遅くなってしまいます。そして、会社側は社員が辞めるのであれば早めに新しい人を採用して教育した方が良いですが、伝えるのが遅いとその準備も進まないのです。

YOTA
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自分と周りのためにも決断の先延ばしは辞めましょう。

僕が円満退職するためにした4つの事前準備

仕事を辞める,勇気

そもそも大前提として、最終的には勇気を出して会社を辞めることを伝えないといけません。

ただ、いきなり退職を伝えるのと事前準備を進めた上で退職を伝えるのでは、その結果は異なってきます。

そこで、できるだけ自信を持って退職を伝えることができ、なおかつ円満退職をするために僕が事前に準備していた事をお伝えします。

YOTA
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ちゃんと退職の準備していれば勇気も出しやすくなります。

退職理由はとにかく明確にする

最終的には自分の人生を優先すべきなので周りからの評価や人間関係は気にしすぎない方が良いです。ただ、できることならなるべく円満に退職したいですよね。

その場合、自分がやりたいことを明確にしてから伝えるようにしましょう。

もちろん退職するくらいなので本音を言えば、

  • 残業が多くて辛い
  • 今の仕事内容に不満がある
  • 職場の人間関係に苦しんでいる

など職場への不満があると思います。

ただ、正直に不満を伝えると辞めるまでの期間は職場に居づらくなってしまいかもしれません。

また、上司は部下が辞めると評価が下がるケースも多いので「それなら他の部署に異動してみては?」というように不満解消の方向で話を進めようとして、話が拗れるかもしれません。

そのため退職を伝える際は、

  • 今の環境に不満があるわけではない
  • でも、他にやりたい仕事が見つかったので転職/独立したい

というスタンスで伝えるのが良いと思います。

もしかしたら自分本位だと思われる心配があるかもしれません。ただ、礼節を尽くして伝えたのであればそれ以上は気にしてもしょうがありません。

自分の人生に責任を取れるのは自分だけなので、将来的に後悔しないような選択をしましょう。

YOTA
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退職を伝える瞬間は気まずいですが、辛いと感じながら働き続けるよりは良いですよね。

副業を始めて会社以外の収入源を作った

副業で会社以外から収入を得ることで、退職した際に収入が無くならないようにしました。

会社を辞めたいと思っても「退職後の生活はどうしよう?」という不安があると、なかなか退職の勇気が出ませんよね。

そこで、副業でブログやWEB制作の仕事を始め、それで成果が出始めてから退職を検討しました。

今は副業解禁の流れもありますし、いきなり会社を辞めるよりも副業で収入源を作り、自分の人生の選択肢を増やすのはかなり現実的だと思います。

それに副業の収入源があると、会社生活で嫌なことがあっても「どうしても辛い時は退職して独立しよう」と考えられるようになり、精神的にもかなり余裕ができました。

逆に会社しか生きる道がないと考えてしまうと、会社員生活が上手くいかないとかなり辛いですし、退職を切り出す勇気もなかなか出ないと思います。

YOTA
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副業に限らず転職のためのスキルを身につけるなど、今の会社以外の選択肢を持つことが大事です。

仕事の都合を考慮して退職するタイミングを決める

スムーズに話を進めるために、退職のタイミングは出来るだけ仕事や年度の節目にしましょう。

やはり繁忙期や人員調整が難しい時期の退職は会社にとって負担が大きいので、受け入れて貰いづらくなる可能性があります。

また、退職の意思は遅くても1ヶ月半前には伝えるのが好ましいです。

基本的には早く伝えた方が良いですが、あまり早く伝えすぎても職場に居づらくなるかもしれません。会社の規則をチェックした上で少し期間に余裕を持つくらいがオススメです!

退職を伝える上司の順番は間違えないように

退職の意思はまず直属の上司から伝えるようにしましょう。円満退職する上で上司のメンツを損なわないようにする事は非常に大事です…!

直属の上司を飛び越えて退職の相談をしてしまうと、部下の管理ができていなかったように見えてしまう可能性があります。

最初に直属の上司に退職を伝えた上で、今後どのように退職を進めていくかを相談しましょう。

まとめ

仕事を辞める,勇気

この記事では、仕事を辞めたいけど勇気がでないときの原因と円満に退職するためにした4つの事前準備について紹介しました。

退職の際は、

  • 退職理由を明確にする
  • 仕事の都合を考慮して退職するタイミングを決める
  • 副業や転職準備で会社以外の選択肢を持つ
  • 退職を伝える上司の順番に注意する

ということを参考にしてみてください。

また、職場環境が悪くどうしても円満退職が難しい場合は「退職代行サービス」に頼る方法もあります。勇気が出ない時は最後の手段として知っておくと良いですね。

仕事を辞めるのは勇気のいることですが、自分の人生を良くしていくために必要な選択であればちゃんと決断をしていきましょう。

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです!

 
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YOTA
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僕は現在、ブログ運営をきっかけに独立してPC1台で自由に働いています。でも、それまでは世間の常識通り少しでも良い会社に入って安定を目指す人生でした。

でも、いつしか「働く時間も収入も全て決められた人生」に報われなさを感じるようになっていきました。この生活は本当に幸せなのだろうか、と。

そんな人生を変えるために独立し、今はブログで得たWEB集客やマーケティングの知識を活かして個人でコンサルとして仕事をしています。

働く時間や場所を自由に選べる。そして何より仕事に充実感があり、人生を今まで以上に楽しめるようになりました。

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