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プレゼンが苦手な人の原因と僕が克服するためにした3つの練習方法

僕は小さい頃からプレゼン…というか人前で話したり、自分の意見を自信を持って発表するということがすごく苦手でした。

物事を深く考えるのは好きでしたが、それを改まって人前でプレゼンするとなると全く別のコトです。緊張して話が冗長になったり、資料の文章をなぞるだけの棒読みになったりと冴えない感じになってしまっていました。

だから、学生時代はグループワークでもプレゼンは上手そうな人に任せていたので、経験を積まないから全く上達しないという負のサイクルに入っていました。

当時は自分がプレゼンを苦手な理由が分かっていなかったし、そもそも「プレゼンが上手い人は元から上手いんだ」みたいに思い込んでいる節も正直ありました。(言い訳ですね)

・・と書いてて思ったんですが、実はこういう人が大多数ではないでしょうか?笑

ただ、そのままでは社会で成功していくことは難しいので、どこかのタイミングで変わらないといけないのも事実です。

僕自身も当初は全然でしたが、変わると決めてからは

  • 会社で自信を持ってプレゼンできるようになったり
  • 独立して経営者の方に自分を売り込んだり

と、プレゼンから全力で逃げていた時代から比べると我ながら随分変わったなと。

今回はプレゼンが苦手な人によくある理由や僕が克服するために行った、誰でもできる3つの練習方法を自分の体験と交えてご紹介します。

プレゼンが苦手な人によくある原因

プレゼンの準備不足による緊張

多くの人がプレゼンが苦手な理由は単純に準備不足、そしてそれに伴う緊張だと思うんです。

プレゼンって資料を作る際はものすごく表現にこだわったり、時間をかけたりするんだけど資料が完成した後は達成感もあり、あまり発表練習に時間をかけないケースって意外と多くないですか?

『スライドを見ながらなら何とか時間内に話せるかな…』
『でも、スライドに書いてあること以外を質問されたらキツイかも』

という状態です。

上手くいかない理由がある状態でプレゼンに臨むものだから、始まる前から不安と緊張で一杯になるのも当たり前ですよね。

ちなみに、驚異的にプレゼンが上手いスティーブ・ジョブズはプレゼンの何週間も前から練習を始め、1日2回のリハーサルを2日間行うくらい周到に準備をしていたと言われています。

プレゼンが上手い人は何もしなくても上手なのではなく”ちゃんと準備している“から上手いというのは当たり前ですが大事なコトですよね。

経験不足のため立ち振舞いがわからない

これも非常に大きいと思います。そもそも高校生までプレゼンの機会なんてあまり無いのに、大学生や社会人になると一気に機会が増えますよね。

僕なんかまさにこのタイプで、中高時代は特に役職的なものに就いていなかったので、人前で何かを発表する機会が本当に少なかった。(というか避けていました)

だから、大学入学後に授業でプレゼンはたくさんありましたが、上手な立ち振舞いがよく分からなかったんです。

それに間違えたりして周りに『あっ…失敗してるじゃん』って思われたらイヤだなという余計なプライドもあったので、只々無難にやり過ごす様にしていました。

YOTA
YOTA
当時は本当に機会を無駄にしてしまっていました…。

 
でも、そういうプレゼンをしていてもいつまで経っても全然上達しないので『発表どうだった?変じゃなかった?』みたいに周りから意見をもらって前向きに改善していく方が絶対に有意義です。

僕自身もプレゼンを上達させたいと思ってからは友人に積極的に意見を貰うようにしました。

  • 内容は良かったけど視線が下がってたよ
  • 「えっと」が口癖になってない?

など、自分では気付けない点を教えて貰えてめちゃくちゃ参考になりました。

プレゼンで多少失敗しても周りは思ったよりも気にしていないので、自分の殻にこもらず意見を貰うようにしてみましょう。

成功体験がないから自信がない

自信って成功体験や実績などの根拠からくるものも大きいので、一度目の成功体験を得るまでは自信がないという人はすごく多いはず。

でも、それって一般的な感覚だと思います。最初は自信がなくて当然です。

ただ、一度でもプレゼンでの成功体験を得られれば「自分もやれば出来る」という自信が湧き、次回以降は本当に楽になります。

現時点でプレゼンに自信がない人は、まず1回本気で準備をして小さくてもいいので成功体験を積むこと。これが一番の近道です。

苦手なプレゼンを克服するための3つの練習方法

各スライドで話す内容や補足情報を徹底的にまとめる

話す内容がちゃんと整理できていないと考えながら発表することになり、当然プレゼンは上手くいきません。

僕自身がそうなんですが、資料を作るときは話の流れと見やすさを重視しているので、詳細な内容はまだ詰めていないことも全然あります。締切があるのでとりあえず資料を完成させることを優先している状態です。

だから、資料を完成させた後はきちんと各スライドで、どのような事をどんな流れで話すかということ整理する必要があります。具体的には以下2点を文章に起こします。

  • そのスライドで話す内容
  • 話さないけど質問された時に答える内容(補足情報)

ここまでやっていたら基本的に知識面での対策はバッチリです。知らないことはどうやっても答えられないので、ここは確実に対策しましょう。

発表練習を最低3回はすること

知識面の準備ができたら次は”発表方法(=文章の暗記、発声)”の練習をしましょう。

話す内容が決まっていても、練習をしていないと案外スムーズに発表できないものです。それに文章に書き起こした内容を声に出して耳でも覚えることで、よりプレゼン内容の暗記や理解が進みます。

僕は発表練習は最低3回、大事なプレゼンのときには5回はやるようにしています。ここまでやっていると本番でどれだけ緊張しようと、喋り始めたら最後まで言葉が出てきます。

あんなにプレゼンが苦手だと思っていたのに、自然と口から言葉が出てきて自分でも驚きでした。ただ、暗記に頼りすぎると話すのが早くなるのでそこは注意が必要です。

本番前に上司にプレゼンを見てもらうこと

徹底的に準備をしたら、最後は客観的に自分のプレゼンがどう見えるかを知りましょう。

自分が意識しているところと相手が気になる点って案外違ったりします。僕も大事なプレゼンの前は他者に見てもらうようにしていました。

友人に見てもらうことも多かったですが、やはり上司の方がアドバイスは確実です。

「発表はスムーズだけど抑揚が少ないからどこが重要か分かりづらい」

「レーザーポインタで指すとき、地味に焦点が動いていて気になる」

みたいに自分では全然気づけていなかった点を教えてもらうこともありました。レーザーポインタの指し方なんて普通意識しないですよね…。

でも、言われてみると確かに発表中にレーザーポインタをクルクルさせている人って自分も含めけっこう多かったです。笑

最終的にプレゼンの出来栄えは他者が判断するので、大事なプレゼンこそ人の意見を仰ぎましょう。

実際にプレゼンを克服した体験談

僕自身、大学生になってもプレゼンは苦手なままだったのですが、すごく厳しい教授の授業でプレゼンをしなくてはならない機会がありました。

当時は本当にプレゼンに苦手意識があったので、その授業を取ったことを後悔したときもありました。

しかし、一方では「今のうちにプレゼンを克服したい」という気持ちもありました。それに中途半端な発表で逃げ切れそうにもなかったので、とにかく準備に時間をかけました。

それこそ発表練習だけでなく予想QAも10個くらい用意して、本番前には先輩に見てもらってアドバイスも踏まえた上で臨みました…。

そしたら本番では思ったよりも上手く発表できて、厳しい教授からも『わかりやすかった』と言ってもらえたんです。

そのときに『あ、苦手でもちゃんと準備すればできるんだ…!』とやっと小さな成功体験が得られました。

そこからはプレゼンの準備の仕方も分かってきて、ちゃんと自信を持って発表できるようになったんです。会社で上司に自信を持ってプレゼンしたり、独立して経営者の方に自分を売り込んだりと少しずつ成功体験を増やしていきました。

もちろん、元から上手いわけではなかったので、ちゃんと準備をしないと上手くいかないので今でも気は抜けませんが。笑

YOTA
YOTA
プレゼンは正しい方向に努力をすればちゃんと上手くいきます。

まとめ 〜プレゼンが苦手な人こそ〜

仕事をしていく上でプレゼンは基本的には避けられないし、むしろ仕事の評価に直結することも多いです。

でも、思ったように発表できなかったり、プレゼンに対してなかなか苦手意識が抜けない人も多いと思います。

ただ、それは準備不足と成功体験による自信が足りないだけなので、誰でもやるべきことをやればちゃんと上手くプレゼンすることができます。

『プレゼンは苦手だから避ける。だからいつまで経っても上手くならない。』

そんなサイクルに陥っている人こそ “まずは一回” 本気で準備してみて成功体験を得ることから始めてみましょう。

また、プレゼンに限らず文章の書き方などのビジネススキルも基本的には同じです。定石を知って、小さな成功体験を積み上げていくことが大事です。

得意・不得意みたいな固定概念は一旦捨てて、これから自分が変わるために必要な行動を選択していきましょう!

 
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YOTA
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僕は現在、ブログ運営をきっかけに独立してPC1台で自由に働いています。でも、それまでは世間の常識通り少しでも良い会社に入って安定を目指す人生でした。

でも、いつしか「働く時間も収入も全て決められた人生」に報われなさを感じるようになっていきました。この生活は本当に幸せなのだろうか、と。

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